古文の勉強方法

こんにちは講師の菅原久遠です。

前回は現代文の勉強の仕方について話したので、今回は古文の勉強の仕方について話したいと思います。

古文は単語と文法の暗記が最優先です。古文単語は300個程度を覚えれば問題ないのですが、中には現代語とは全く違う意味や複数の意味を持つ単語があるので注意が必要です。単語の中心となるイメージを覚えてそこから派生させると覚えやすいので、コツコツゆっくりでもいいので暗記しましょう。

それと並行して文法もです。活用→助詞・助動詞の意味→接続・識別の順番を軸にして覚えましょう。テキストなどにのってる練習問題で問題を繰り返し解くと定着しやすいです。

古文は単語や文法をそのまま問う問題もあります。これらを徹底的にやるだけで得点に繋がるし、古文に困ることはありません。だから単語と文法だけで数ヶ月かけてもらっても何も問題ないです。

単語と文法がある程度固まってきたらついに長文演習です。古文の文章の特徴はなんと言っても主語の省略と敬意の方向のわかりずらさです。ここが少しズレただけで一気に問題が解けなくなるので、多くの受験生がここに苦しむはずです。詰まったら1回そのまま先に進んで後から戻ってくることが、余計な早とちりも少なくなって効果的です。まずは文法をしっかり学習して多くの文章を読んで慣れていくことが1番手っ取り早い気がします。

最後に文章の復習方法です。主語と敬意の方向を明確にした上で何度も声に出して読みこみましょう。自然に古文の特徴的な部分が体に染み付くはずです。
古文は多くの人が苦手意識を持っていて差がつきやすい教科です。みなさんもまずは単語と文法から手をつけてみてください。

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